北海道2日目
朝はやっぱりいつもと同じくらいに目が覚めました。前日の夜は早々に寝てしまったのもあるし、旅館の朝は朝風呂からと自分の中では決めたルールがあるもんで…。(笑)
画像は公式HPより拝借。※多分女湯の画像だと思われます。
ホテルミリオーネはお風呂の入れ替えがなかったので夜と同じところでした。のんびり足を伸ばしながらお湯につかっていると日常を忘れるくらいの贅沢さ。なんか幸せ。
部屋に戻ってみると二人とも朝食へ行く準備が整っていました。今回は2泊3日と短い期間ですが、スケジュールは詰まっているのでジャンジャカ行っちゃいます。
ビュッフェで知った女心
朝食も夕食と同じ場所で同じくビュッフェ。自分的には夜の評価が結構高かったので期待は大だったのですが、肝心の本人が夜のビュッフェでピザをたくさん食べすぎたせいかあまり食欲がないという状態。嫁キンタや母親からは「もったいない」「計画性がない」などと散々の言われよう。確かにその通りでこういった食事では二人が言うように少量を多種にがセオリーだと痛感。女性はそーゆーの上手ですね。
あと、彼女らが言うには普段食べられるものには手を出さないとのこと。うーん。見回してみると普段食べられそうなラーメンやスパゲッティー、唐揚げ、カレーに群がっていたのは男性ばかりだったな。
あと、彼女らが言うには普段食べられるものには手を出さないとのこと。うーん。見回してみると普段食べられそうなラーメンやスパゲッティー、唐揚げ、カレーに群がっていたのは男性ばかりだったな。
アイスクリームやケーキなどの種類も豊富で嫁キンタは全種類制覇!って鼻息荒くしていました。昨日の夜も散々食べてたよね?朝からよく食べられるわと感心しちゃう。なんにせよビュッフェって女性の心をがっちりと掴んでいたんだよね。なんか甘いもの出しておけば嫁キンタは機嫌がいい。単純なのでこっちは助かってますけど。(笑)
自慢のオムライスとやらと対決
食事を済ませチェックアウトをしてクルマを札幌市街に向けて走らせます。天気は晴れ。気温も高いのですが関東の湿度も高い殺人的な暑さとは違い爽やかな暑さ。うん。これなら全然OKなワタシなのでした。
本日の予定は大きく2つ。札幌市内でお菓子関連の施設を訪問することです。最初にやってきたのは北菓楼というお菓子のお店。目的はお菓子もさることながら、ここのオムライスが評判なのだという妹さんの一言。「それはぜひ!」という事でやってきた次第です。
とてもオシャレなお店です。聞くに歴史的な価値のある建物を改修して店舗としてオープンさせたのだとか。
ここで再び妹さん夫婦と合流。二人とも自分たちが北海道に来るタイミングで休暇をとっていただき、とてもとても感謝なのです。
2階から店舗部分をのぞき込むとこんな感じ。オシャレで贅沢な空間。いわれなければお菓子屋さんとは思えない雰囲気のお店です。
2階はカフェスペースになっています。早速オムライスを注文。さっき朝ごはん食べたばかりですが、そんなの気にしません。
食事がくるまで間、ふと目に留まったクロワッサンシュー「夢句路輪賛」。ここ限定というもの。これは買うしかないですよね。
サクサクの食感のクロワッサンの中に甘いクリーム。おいしくないわけないですよね。(笑)
いつも思うのですが、北海道のお菓子ってチョコやクリームもそうですが、クッキーなどのいわゆる外側の部分が美味しいものが多い気がします。
そんなこんなでいよいよオムライスがやってきました。
北菓楼自慢のオムライス。
オーダー時に卵の焼き方を選ぶことできます。手前がしっかり焼いたもの。奥が半熟です。
ライスには牛肉とキノコが入っていて醤油でしっかり味のついたもの。これにふわふわの卵で包み込んだまさに自慢のオムライスというところでしょうか。
自分は片面焼きのをオーダーしましたが、嫁キンタの半熟をひと口食べて比べたところ個人的には半熟が良かったなと思ってしまいました。たしかにネットに載っている画像は半熟が多い気がしますね。それはちょっと後悔。
デザートはケーキセットです。もう甘いものだらけですね。(汗)
歴史的価値の高い建物を活かす
カフェからトイレに行くところにひっそりとメモリアルルームがありました。覗いてみるとこの建物についての歴史が記されていました。
ウィペディアによると、建物は1926年(大正15年)摂政宮(せっしょうのみや)(のちの昭和天皇)行啓記念事業の一環で、御下賜金を元に北海道初の本格的な図書館「北海道庁立図書館」(現・北海道立図書館)として開館。
柱が複数階にまたがるジャイアントオーダーと、直線を用いた幾何学的意匠を特徴とするセセッション様式でデザインされた外壁は特に歴史的価値が高く、当時の札幌の姿を残す数少ない建築物と言われています。その後、図書館の移転や北海道立三岸好太郎美術館としての活用を経たのち、北海道立文書館の別館となり書庫等として使用されていましたが、2014年に閉鎖し、 2016年3月18日「北菓楼札幌本館」としてオープンしました。
設計は、大正15年竣工当時の景観を最大限保存・修復することを基本方針とし、歴史的価値の高い南側、西側の外壁保存を前提に、耐震・耐候性を考慮に入れた改修を行い、長寿命化を図るとともに、竣工当時のインテリアがほぼ原型に近い状態で保たれていた一階正面玄関は、当時の優れた技術を残すため、適切な補強補修を行い、現状のまま保存されています。
さらに、過去の改修で失われた塔屋の屋根を復元し、格調高いオリジナルのデザインを再現。内装は建築家の安藤忠雄氏によるインテリジェントモダンなデザインを取り入れ、新旧の素材とデザインが融合した空間として新しい息を吹き込まれるとされています。
この時代の建物って重厚感を感じられて個人的に大好きなので、古い建物を活かして現在に活躍させるという姿勢に共感しました。
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今年も夏は北海道
ブログの更新もさぼり気味で1か月以上も放置をしていましたが、今回の北海道でネタができました。毎年夏と冬には北海道へ行っているワタクシですが、今年は久しぶりに嫁キンタ同行の旅となりました。5月のハウステンボスに続いての今年2回目の夫婦旅となったのでした。
8月1日。
空港行きの連絡バスは所沢駅5:30発なので、例によって早朝に自宅を出発。羽田空港には7:10ごろ到着し、8:00発の新千歳行きの飛行機で北海道に向かいます。
機内ではハイテンションで普段はやらないプリクラ系アプリでツーショットもしてしまう始末。いい歳してもまだ乙女気分が抜けないのでした。まあ、ほのぼのしていいでしょ?(笑)
定刻通りに新千歳空港に到着したのは10:30ごろ。手配しておいたレンタカーに乗り込みます。今回は日産のノートが相棒。メタリックのブルーが中々カッコいい。去年一昨年とレンタカーは軽自動車を選択していたんですが今年は久しぶりのコンパクトカー。乗っているときはそれほど感じなかったのですがやはり軽と比べると走りはこっちのほうがいいですね。つくづく近頃のクルマの洗練さの具合に驚くばかりです。
今年は2泊3日のいつもより短めの日程ですが、その分濃縮したプランになっています。1日目の本日は昨年結婚した妹さん夫婦とワンコにご挨拶、その後父親のお墓参り、そして定山渓温泉に宿泊。
妹さんの旦那さんとは、自分は去年の夏や今年のお正月にお会いしていますが、嫁キンタは初めてのご対面。なんだかワクワクしちゃいますね。
ドッグカフェ「バーナードスクエア」で全員集合
途中で母親と合流し札幌のドッグカフェで全員集合です。
挨拶もソコソコで妹さん夫婦のワンコに夢中の嫁キンタ。お気に入りのぬいぐるみもそっちのけでワンコと戯れるのでした。
心なしかふてくされているようにも見える。表情のぬいさんたち。
朝から軽食程度しか食べてなかったのでこちらのドッグカフェでカレーをいただくことに。こだわりの野菜がいい感じにおいしかったです。
食事のあとはワンコを連れてカフェに併設されているドッグランへ。完全に飼い主のようにワンコと遊ぶ嫁キンタ。
妹さん夫婦のワンコはホントに人懐っこくて特に犬好きでもない自分でも可愛いなと思ってしまいます。リードを持ちながら終始笑顔の嫁キンタ。これだけでも一緒に北海道に来た甲斐はあったかも。(笑)
なんかドヤ顔のワンコなのでした。
65歳同伴でお得なプランのホテルミリオーネ
その後お墓参りを済ませ、我々と母親は定山渓温泉へ。
今回は定山渓万世閣ホテルミリオーネにお世話になることにしました。定山渓温泉にはたくさんの旅館やホテルがあるのですが、こちらを選んだのは65歳以上方がいると割引になるプランがあったのが理由。食事は夕食はビュッフェで焼き立ての石窯焼ピザや目の前で仕上げるエイジングステーキ、あつあつのグリル料理等、自慢の料理が堪能できるというもの。
今回は定山渓万世閣ホテルミリオーネにお世話になることにしました。定山渓温泉にはたくさんの旅館やホテルがあるのですが、こちらを選んだのは65歳以上方がいると割引になるプランがあったのが理由。食事は夕食はビュッフェで焼き立ての石窯焼ピザや目の前で仕上げるエイジングステーキ、あつあつのグリル料理等、自慢の料理が堪能できるというもの。
お部屋は11階で渓谷側。建物が高台に建っているため、窓下には見晴らしがよく気持ちいい景色が広がります。一昨年お世話になったホテルふる川も見えますね。
一息ついたところでホテルの中を探検です。嫁キンタはお土産屋さんで早速お買い物。職場や自分たちのここだけしか買えないという限定品を中心に買い物カゴにぶっ込んでいました。
そんなこんなであっという間に黄昏です。窓から眺める景色がキレイなのはポイント高し。夕日に染まったピンク色の空が明日の天気を期待させてくれます。
夕食はチェックインの時に、早めのほうが混雑がなくていいですよと言われていたので開始早々にレストランへ。
こちらは公式サイトから拝借した画像。 マルシェスタイルをコンセプトに、開放感ある白い壁、石畳を模した床材、柔らかさとぬくもりを感じる木のテーブルや椅子が、清潔感のある素敵な空間を演出しています。
肝心の食事なのですが、これが期待に反してよかったです。(笑)
まず種類が豊富なのがいいですね。ビュッフェスタイルの夕食って何を食べようかとワクワクするのが醍醐味だと思うのですよ。種類が少なかったりするとそれだけでガッカリです。あとはもちろん味です。ビュッフェのお店ってけっこう残念なところもあったりしますが、ここのホテルの夕食は、自分的にとても満足できるものでした。嫁キンタや母親が食事をトレーに載せて、ニコニコしながらテーブルに戻ってくるのがとても印象的でした。二人を連れてきてよかったと心から思いましたね。
お風呂に入ったら一気に眠気に襲われて部屋に戻ったらそのまま熟睡。北海道の1日目が終了しました。
■本日のルート
A:バジェットレンタカー新千歳空港店
B:ドッグカフェ バーナードスクエア
C:定山渓万世閣ホテルミリオーネ
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明けて次の日。この日は父親の墓参りの後、母親と妹の3人で定山渓温泉に一泊することになっています。
道中、絶景スポットなるものを発見したので軽く寄り道。
駐車スペースから一番近かったのでラルマナイの滝。「ラルマナイ」とは、アイヌ語で水無沢と訳し、一説には沢の両側がきりたち、急流で滝になっているところの意味です。北海道の地名ってアイヌの言葉からってのが多いですよね。
澄みきった水の流れが清涼感を醸し出しています。涼しげでいいですなぁ~。
ラルマナイの滝から少し離れたところにある白扇の滝。
高さ15m幅18mで真っ白な扇を広げたような優美な姿に見えることから名づけられました。紹介されているサイトの写真を見ると紅葉の時期はとても綺麗かもしれません。
一応、動画もUPしてみました。
さて。
宿のチェックインまでは少し時間があったので、定山渓温泉を通り過ごして、昼食がてら中山峠まで来てみました。
ここは2012年の北海道ドライブ以来。宿の晩飯のこともありますが、普通にレストランにします。
せっかく北海道ということで、頼んだのは豚丼です。
豚丼は帯広に行くたびによく食べていましたが、ここの豚丼もなかなかの美味しさです。
中山峠からほどなくして今回の目的地である定山渓温泉に到着。
定山渓温泉は、札幌市の中央部を流れる豊平川上流の山峡にある北海道の代表的な温泉です。
所在地は北海道札幌市南区定山渓温泉地区…。いやあ、ここ札幌だったんですね。奥多摩が東京だったんだみたいな感覚に近いですかね。「札幌の奥座敷」とも呼ばれているというのもわかる気がします。
今回お世話になるのは「ぬくもりの宿 ふる川」。ふる川はこの定山渓の他、虎杖浜と小樽にあるのですが、これで全部のふる川を制覇したことになります。(笑)
堂々の記念撮影。
廊下も落ち着いた雰囲気でいいですね。
お部屋は和室です。これぞ旅館って感じで個人的には好き。
だけど、お部屋の窓からの景色はイマイチかな。(笑)
食事までは少しあるので、近隣を散歩することに。
定山源泉公園。
定山渓温泉を拓いた美定山(みいずみじょうざん)の生誕二百年を記念し建設されたとのこと。ちょっと覗いてみます。
園内にある開祖美泉定山の像の前でそっと手を合します。
カッパさんも入浴中。
買ったタマゴをここに入れておけば温泉タマゴの出来上がり。
全体的に古びた感じの温泉街なのかな。それにしても5月に行った渋温泉がこじんまりとした小さな旅館ばかりの温泉街だったのと比べると、ここは大きな旅館が目立ちますね。
定山渓温泉は河童推しみたいな感じです。ところどころにこんな河童さんがいらっしゃいます。
今度は温泉街のちょっと奥にある二見公園の散策です。
またまた河童さ~ん。
「釣れますか~?」
お散歩の最後は、河童の大王様とのツーショット。
宿に戻った後は、さっそく一風呂。
散歩で汗をかいたのでスッキリしたいですよね。ふる川には展望風呂と貸し切り風呂、そしてこのゆ瞑みの露天風呂があります。このゆ瞑みの露天風呂は別途料金がかかるのですが、宿泊すると1回分の入浴券がもらえました。 (※撮影はNGだったので、写真は公式サイトから拝借しました)
お風呂からあがると、ちょうど食事の時間になりました。今回は創作和食のプランです。何が出てくるかというのも旅館に泊まるときの楽しみの一つですよね。
まずは、食前酒の果実酒。そして、先付の冷やし茶碗蒸し。上品な味でいいですね。
まあ、ぶっちゃけどれもとても美味しかったのですよ。説明してもうまく伝える自信もないので、簡単に写真を並べておきます。味は想像してみてください。(笑)
続いてお刺身。
中皿は、蓮根饅頭おかき揚げ。帆立が中に入っていました。ゆず胡椒でいただきます。
焼物は夏鴨ミンチとトマトみそ焼き。時鮭の焼き浸し。
温物はじゃが芋クリームとキノコあんかけ。
とろろ麦ごはんと赤だし汁。
デザートの桃ジェラート。
いやあ、おいしかったですねぇ~。お腹いっぱいです。
そのあとはちょっと休憩した後もう一度お風呂へ。大浴場に入ってぐっすり寝てしまいましたとさ。
■今回のルート
A:えにわ湖(ラルマナイの滝・白扇の滝)
B:中山峠
C:定山渓温泉
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